2023年02月07日

構造設計者が行う建築設計

中規模の建物では構造設計者が意匠を含む設計を行うことが増加傾向で、意匠設計者は内外装の設計を行うという状態になったものがある。
確認申請や開発などの協議も構造設計者が行うが、手続き上、構造に関する規定を理解することが必要なので、言葉を理解している構造設計者に有利である。
デザイナーは構想の段階の図面を作成し、構造設計と確認申請を依頼されたこともある。建築デザインというものは、そういうことなのだろう。
意匠設計者を見ていると、法規・構造・設備を熟知し、設計監理を含み設計全体をまとめることができる人は僅かである。無駄な打合せが少なく淡々と仕事が進み。もうすぐ竣工する建物もある。
posted by TASS設計室 at 11:36| 閑話休題