2023年01月20日

木造からスタートした人

構造設計を木造から始めた人は、保有水平耐力計算に手が出ない人が多い。
RC造とS造の保有水平耐力計算を習得してから木造に戻るとよい。
RC造やS造には様々な知見が含まれている。杭の計算や杭頭モーメントの曲げ戻しも理解できるようになる。
だから木造4階が増えない。
一方、RC造やS造の建設コストが高いのは、躯体工事の現場管理ができる人が少なく、躯体工事の現場監督を連れて来る必要があり、現場管理費用が割高になるからである。
時々見かけることだが、躯体工事専門の会社に現場管理も含め、丸投げしている会社もある。
posted by TASS設計室 at 20:35| 構造設計