2023年01月18日

任せられる現場責任者

現場は任せられる現場責任者がいると安心できる。
その人が仮設計画から施工図、設備の施工図まで作成する。打合せの回数も少なく、意思の疎通ができる。
審査機関に関しては、せいぜい軽微変更程度で済ませることができる。
小さな現場でも、施工図を外注する会社は少なくない。
小規模な建物でも設備設計を外注する設計者がいる。調整の手間ばかりかかってしまい、作業効率が低い。
給排水衛生、空調、電気の器具のプロットや配線経路、引込くらいは意匠設計者が図面にプロットすれば済むことではないかと思う。電気は水勾配がないから考えやすい。
何でも分業化すると、打合せの時間と外注費が増えるだけである。

施工手順を図面に記載するものがある。
組立家具の説明書のつもりで作図する。
次第に、このような図面が多くなるだろう。鳥観図を加えた図面を見たことがある。
鉄筋を色分けしたら、モノクロでコピーされたことがあった。
posted by TASS設計室 at 17:46| 閑話休題