2023年01月08日

タイル割りと第二原図

タイル割図を作成したが、片押しにするほうが無難なので、無理に寸法調整をしないことにした。
中央の目立つところが納まればよいので、端部は成り行きに任せる。
石の役物は加工図を作成するための主要寸法を決めたが、納まり上ののみ込み寸法や糸面は石の施工業者に任せる。
昔、トレーシングペーパーでタイル割り図を作成していた時は、裏から目地を書いていたり、第二原図をとって加筆した。
久しぶりに第二原図という言葉を思い出した。
青焼の機械で茶色の第二原図を作ることもあれば、大判のゼロックスで第二原図にすることもあった。
設備設計は裏焼に書き加えていた。意匠設計者は、簡単な設備設計くらいは出来るようにするとよい。

posted by TASS設計室 at 20:44| 閑話休題