2023年01月05日

構造設計をやっていて良かったこと

構造設計をやっていて良かったことは、意匠設計だけの建築士と差別化できることである。
意匠・構造・確認申請・施工図を1人でまとめて受注できる用意があり、構造設計のみを引き受ける場合でも、周辺の状況を見渡して判断することができる。
意匠設計、開発申請、宅地造成から設計に着手しているものもある。土木の会社や土木の設計者から構造設計の依頼もある。宅地造成だけを引き受けることもあるので、僕のことを土木の設計者と思っていた人もいる。
自分の弱点は、時刻歴応答解析、立体のFEM解析、大規模な斜面地で地滑りを検討する造成計画である。
円弧すべりの計算も行ったが、地盤調査の箇所数が少なくては、満足な答えが得られない。
摩擦杭や地盤改良はメーカーに任せる。
杭や基礎の設計、地盤の支持力や液状化の検討は BUS基礎 で計算する。詳細は各専門の会社に任せるが、初期段階で見当をつけ、方針を決める際に役に立つ。
posted by TASS設計室 at 07:19| 建築士