2022年12月27日

いろいろ考えてはみたものの・・・・・

いろいろ考えてはみたものの、普通に設計することがコストパフォーマンスが良いことに気づく。
積算を行い、シミュレーションすると理解できるだろう。
軽量鉄骨造やブレース構造は、条件により躯体コストが下がるが、制約が多すぎて狭小地のプランが成り立ちにくい。ラーメンに落ち着くものである。
平面的な斜め軸、腰折れの柱など、ラーメン構造は自由度が高い。ブレース構造にすると、柱梁の接合部はピンになり、柱梁耐力比は関係なくなるので、ルート2で計算しやすくなる。ラーメンはルート3が必須だが、鉄骨造のルート3は難しくない。
躯体工事の管理ができず、丸投げに近い状態になるから躯体コストが上がるのである。型枠・鉄筋・鉄骨の業者と現場監督の能力で決まる。
posted by TASS設計室 at 09:02| 構造設計