2022年12月21日

何のための耐力壁の詳細計算か

壁倍率7倍を上限とするなら、何のための耐力壁の詳細計算か。
木造2階建ての設計には縁がなく、3階建てでも倍率で計算している人には関係ない。
その段階が圧倒的多数である。
軸組工法と2x4工法の両方を設計する構造設計者が少ないので、両者の相乗効果が得られない原因である。
和食でも洋食でも、料理の基本は同じではないか。何だか魚と肉ほどの違いがあるようだ。しっぽが付いていたら分かるが、切身を天ぷらにしたりフライにしたら見た目は分からない。昼だから、こんなことを考えてしまった。

posted by TASS設計室 at 12:16| 木造の構造計算