設計者を堕落させる木造の倍率計算
壁倍率、床倍率、金物の倍率等々、耐力ではなく倍率で設計することから離れ、耐力と剛性で計算することに慣れるとよい。
4分割法というのも良くないが、整形な建物なら良い結果が出る。
そう言うとAi分布はどうなのかと言われてしまう。Ai分布は略材である。固有値解析や時刻歴応答解析をやれと言われてしまう。耐震診断で使う階の補正係数も簡単で良い。
地震波をサイン波にして計算したことがある。こんな方法でもよいと考えていたことがある。5階建てで固有値解析を行ったことがあるが、Ai分布と大して違わなかった。
結局、難しい計算を行わず、略算が使われている。
2022年12月20日
設計者を堕落させる木造の倍率計算
posted by TASS設計室 at 17:12| 木造の構造計算