2022年12月18日

病的に地震を恐れる人

病的に地震を恐れる人がいる。対応方法としては、次の@〜Dが適している。
【新築の場合】
@耐震等級2あるいは耐震等級3を取得する
A任意の適合性判定を受け、適判の判定済証を得る
【建物建設後の場合】
B耐震診断を行い、評定を受ける
C工学博士を選任し、学識経験者として見解書を作成してもらう
D改めて新築として構造計算を行う

@〜Dは対応する用意があり、全て経験済みである。
耐震診断を行っても、評定を受けなければ効力が半減する。
このような中で、軽んじられているのが土質試験である。上部構造は丹念に検討するが、土質が漠然とした状態では、片手落ちである。
土質の専門家に参加してもらい、考察を加えてもらう必要もある。必要とする資格は技術士である。
地震の研究者に断層から考察を加えてもらうこともある。地質年代からの話しになる。
木造住宅に多いが、偏心率が大きい建物が危ないので、建物の弱点を無くすことを考えるとよい。
posted by TASS設計室 at 10:12| 日記