2022年12月17日

地震時の土圧は計算しないのか

擁壁や地下室の計算で、地震時の土圧計算を省いている。
擁壁の計算では、高さ5mを超えると地震時の検討を行うが、5m以下は検討しなくてもよいので、地下壁は常時荷重時のみ検討している。
主働土圧係数の計算結果の一例を挙げると、
常時 0.4592
中地震時 0.6611
大地震時 0.7416
静止土圧係数 0.5 だから、短期として 1.5倍にしても 0.75 だから、常時荷重でOKなら、地震時は検討するまでもない。
posted by TASS設計室 at 10:16| 構造設計