鉄筋コンクリート造の施工管理ができる住宅施工会社が少なく、躯体工事を丸投げ同然にするので、混構造は割高になる。型枠と鉄筋が分かれば、施工管理ができるが、やろうとしない現場監督がいる。
基礎に土台と引抜金物用のアンカーボルトを打ち込むまでが躯体業者の仕事になる。そこまで出来ていれば、後はいつも通りに作業ができる。
そのような会社は、たまには鉄骨造を施工することがあるだろう。
混構造や鉄骨造を変形した敷地や斜面地に建てる場合、大手ハウスメーカーと競合することがないので、中小の会社は技量次第で受注を拡大することができる。
こんな計画に適した構造は、WRCと2x4工法の混構造、鉄骨のラーメン構造である。建物は矩形でなくても設計できる。意匠設計者が変形した建物の図面を作成することに慣れるだけである。
2022年12月15日
鉄筋コンクリート造の施工管理ができる住宅施工会社
posted by TASS設計室 at 00:19| 木造の構造計算