客が最初にアプローチするのが意匠設計者だから、鉄骨造の設計ができる意匠設計者を増やすことが必要だ。
スケール感覚が木造住宅と異なるので、柱の配置を見ると腕前が分かる。
鉄骨造はコストがかかり、耐火構造でも木造は安いと思っている人がいる。変形した小さすぎる建物は鉄骨造に限ると言ってもよい。床はQLデッキか日鉄Eデッキ、外壁は100mmのALCを貼ってしまえば出来上がる。
将来、スケルトンにして改造する場合も、鉄骨造はやりやすい。
木造専業の建築士は、次の一手として鉄骨造を学ぶことである。構造計算ルートはルート3である。ルート1に固執する意味がない。保有水平耐力計算もできないような構造設計者に頼んではいけない。
2022年12月13日
鉄骨造の設計ができる意匠設計者
posted by TASS設計室 at 16:09| 建築士