木造軸組工法住宅の許容応力度設計@(2017年版)の P.155〜156 に変なことが書いてある。
Df効果って、根入れ効果のことである。周囲の地盤が押さえるので、その分だけ地耐力が増加する。
上記の本は、その分だけ荷重が増加すると言っている。根入れ分の地耐力が減じられている。
通常はこの程度の根入れ効果は考慮しない。
建物の接地圧は、建物総重量を基礎の接地面積で除したものなので、基礎の底面での接地圧である、その地耐力が確認できればよい。
何も根入れの荷重を qa からマイナスする必要なない。Df効果は加算することができるものである。
Df効果について理解された人が書いたと思えない参考書である。
そもそも、地表面で地耐力を求めることは現実的ではない。