2022年12月10日

思考過程を意識する

設計は決めることの連続である。
考えて決める。どうでも良いこと、どちらでも良いこともあり、そんな時は好みの問題とする。
図面に書いてしまうと、変えることができないと思う人がいるので、どちらでも良いと書く。
書いてあることは良く見るようだが、意見が言える人は少ない。
設計者は客の言うことを尊重しすぎる人が少なくない。要望事項を尊重するあまり、客観的にみて妥当性に欠く設計になっている場合もある。後で変更されるか中止になる。設計者には観察眼や洞察力が必要である。

posted by TASS設計室 at 09:03| 建築士