木造専業の構造設計はKIZUKURIのユーザーが多い。それで4階建てにチャレンジしている。
3階建て以下なら、使いやすいプログラムである。
2x4工法に関しては、kizukuri-2x4では開口部の設定が面倒なので、苦労すると思う。
RC,WRCの構造計算プログラムでは、最初に無開口の壁を入力し、そこに開口のデータを加えるので、開口寸法の変更に容易に追従可能である。
KIZUKURIは軸組工法、2x4工法共に、相変わらず基礎の計算が分離されているので、データの転送を行わなくてはならない。
2x4工法の4階が避けられている理由の1つは、保有水平耐力計算を行うことにある。軸組工法はルート2の計算なので、偏心率と剛性率のチェックだけで済む。
基礎の計算では、せん断力の割増係数を1.5で計算している人が多いが、ルート2の場合は2.0にすることを忘れないように。技術基準解説書(2020) P.389
2022年11月21日
木造専業の構造設計はKIZUKURIのユーザーが多い
posted by TASS設計室 at 09:50| 木造の構造計算