2022年11月20日

なぜKIZUKURIで4階建ての計算を行うのか

KIZUKURIでも4階建ての許容応力度計算を行うことは出来るが、手計算で補足することが多いのではないか。ルート2でよいので、ルート1と大して変わらない計算だが、下記の計算で@とAはできないと思う。
全てを面材の耐力壁にしてβ割増を避けることは常套手段である。ルート2なので、RC梁の設計用剪断力の割増係数はn=2.0になる。
基礎梁の計算を分離すると面倒ではないかな。引抜力が大きいので、基礎の浮上りも出てくることがある。
@偏心率(4F)
A剛性率
B水平力のβ割増
C設計用剪断力の割り増し係数n=2.0
D基礎梁の計算
E壁倍率によらない耐力壁の計算
posted by TASS設計室 at 22:40| 木造の構造計算