2022年10月05日

木造軸組工法4階建て

多くの木造軸組工法4階建てはルート2の計算で成り立つ。
どうしても偏心率が納まらず、ルート3になる場合もあるが、耐力壁の剛性を微調整して何とか偏心率を下げると、Qunの値が小さくなり有利になる。
スジカイを使わず、面材の耐力壁にすると構造特性係数が 0.3以下になり、β割増しもない。
2x4工法の4階建てと比較し、総合的に判断することをお勧めする。
軸組工法の利点は、一気に骨組が出来上がり、屋根を葺くことができることである。

posted by TASS設計室 at 08:59| 木造の構造計算