普段から構造設計に絡む仕事をしていないと、構造計画は難しいと思う。
構造計算指針を手元に置いて、日頃から目を通していないと、仕様規定や計算外の規定が頭に入らない。
構造担当がいる会社もあり、それなりに機能しているが、見積部だけの会社では基本計画は難しい。
概算のコストを出すにも、元の設計ができない。
こんなとき、大雑把に計算して自動作図で構造図を作成してしまうという便利な機能がある。
詳細は計算書から読み取るが、慣れてくれば見積り担当にも分かるだろう。
3人集まって仕事をしていただくが、慣れない仕事は効率が低下するので、思いのほか時間がかかるだろう。
そこで、中途半端に理解している上司がいると、仕事が進まない。疑問を投げかけるだけで、解決策をもたない上司である。会社組織は、そんなものだ。
2022年09月23日
木造専業の会社は、構造計画ができる人がいない
posted by TASS設計室 at 16:14| 閑話休題