木造住宅らしくない計画の相談を受ける。
これは、住み手が戸建て住宅に慣れていない、設計者も戸建住宅に住んでいない人かもしれない。
マンションのリフォームのように、スケルトンの大空間を望む人がいる。最初から大きな空間として計画し、間仕切り壁は任意に設ける設計がよい。間仕切り壁は有っても良し、無くても良しである。耐力壁線区画や、壁量は意識されていない。
平面的にL型のLDKを望む人がいるが、それなりに壁量が確保でき、偏心率が0.15以内に納まるなら、それも可能だ。
そういえば、壁式鉄筋コンクリート造の2世帯住宅で、上下のプランが異なり、耐力壁線が揃わないことがあった。どうにもまとまらないので、鉄骨造にしたことがある。外壁はALCにタイル貼りだった。外見はRC造に見える。
2022年09月22日
木造住宅らしくない計画
posted by TASS設計室 at 13:27| 閑話休題