2022年09月18日

必然性のある設計

必然性のある設計に心がけることである。見誤ると客に相手にされない。
基本設計を行う意匠設計者は、視野が広く、全体を見渡すことが出来なくてはならない。
どこかの馬鹿社長のように、高さ350mの木造超高層なんて言い出すことは、話題性はあっても現実的ではない。社長が交代すれば消えてしまう計画である。
木造を専業としていない設計者は計画に柔軟性があるが、木造専業の設計者は、何でも木造に結びつけたがる。木造にすることが最適解になる設計を行うことである。物事を考えるには語彙が必要である。
考えを文書にし、客観的に評価すること最適解がみつかる。
木造で混構造で計画する場合、1階は壁式鉄筋コンクリート造とするものとし、ルート1で成り立ち壁量を確保するものとする。全体が4層になり、ルート3で計算する場合にも、経済的な設計になる。
意匠設計者は、ルート判別の壁量を理解しよう。
posted by TASS設計室 at 14:48| 閑話休題