構造に関する改修工事の設計は構造設計事務所に任せていただくほうがよい。
構造に関する検討事項が少なければ、内外装工事と設備が主体なので、意匠設計者が適している。
斜面地の建物も、企画段階から構造設計の仕事である。
1990年代と比べて過度に分業化が進み、意匠設計者の総合力が落ちている。意匠設計者は広く浅く全てを見渡し、プロジェクトマネージャーとして振舞う必要がある。
総合力が落ちているということを具体的に言うと、使える語彙が少なく、構造や設備との打合せで、知らないことが多すぎるのである。大現場になると、サブコンを含み定例会議が行われるが、様々な話しを理解してコントロールする立場の人、仕切ることができる人は少ないものである。
2022年09月16日
改修工事の設計は構造設計の仕事
posted by TASS設計室 at 17:06| 構造設計