鉄骨造と木造軸組工法の混構造は相性が良さそうだ。1階が店舗や倉庫などの場合にスパンを飛ばすことができる。鉄骨の梁芯と木造の柱芯を合わせるので、1階の外壁が外に寄るが、無理に外壁を合わせない。
引抜金物のディテールを工夫すると無理なく納まる。2階床はQLデッキとする。2階床に土台を並べ、柱の軸力の伝達を考える。
鉄骨造の部分は、杭や基礎を含み BUS-6 と BUS基礎 で計算することができる。上部の木造はルート2とし、1階もルート2とする。鉄骨造の1階部分なら、偏心率は0.15以下になるだろう。
倉庫の上を事務所にして、3〜4階をアパートにする計画が成り立つ。1階の階高は4〜5mにすることもできる。
2022年09月10日
鉄骨造と木造軸組工法の混構造
posted by TASS設計室 at 02:43| 混構造