昔から傾向は変わらないが、構造離れが著しい。
建築学科に進むには数学と物理は出来て当たり前だが、出来ることは出来ても、それらは受験の手段であって好きではない人もいる。
構造設計に関して言えば、土木学科と建築学科を統合するほうが良いのではないかと思う。両方を学んだ上で、好きな道に進むのである。地盤や基礎、杭は土木と建築は共通だし、鋼構造やコンクリート構造も共通である。
僕は最初から建築学科を希望したが、土木出身の一級建築士もいる。たまたま海と陸の境界の構造物を設計することがあり、港湾基準による設計も行った。波力という建築では縁のないものもあるが、訳の分からない計算式て計算することに変わりない。建築構造では実験から求められた係数が使われるので、似たようなものである。