木造の構造計算にはニッチなところがある。
圧倒的多数は、kizukuri あるいは kizukuri-2x4 で計算できる3階建ての計算である。4階建て以上には対応しない。
基礎は布基礎あるいはベタ基礎で、支持杭の計算は行わない。支持杭に水平力が作用し、杭頭モーメントの曲げ戻しの計算は想定していない。
平面的な斜め軸の計算は、直交する壁に置き換えて計算している。
2x4工法で上記以外は下記の通りでありるが、頻度は普通の建物100棟に対して1棟もない。
@4階建て以上
A平面的な斜め軸
B保有水平耐力計算
C支持杭の計算
D壁の剛性による計算
E混構造(RC、WRC、Sと組合せ)
F地下室、斜面地の建物
G手計算で補足しなければならない計算