保有耐力時に基礎梁ヒンジが出来ていたのでは耐力が上がらない。
「2x4壁式3」で試しに基礎梁を貧弱なものにして計算しても、保有水平耐力が下がらない。本来なら基礎梁にヒンジができた時点で耐力が決まる。崩壊形は重要で、ノーチェックは良くない。
混構造で下部構造をBUS-6で計算するなら、それらの計算を行うことができる。
僕の見落としかもしれないので、「壁麻呂」で同様の計算を行い比較する。
杭基礎で、梁の一部に耐力壁が載る場合など、基礎梁にヒンジができる可能性がある場合は検討を加える必要がある。基礎梁の幅に対して鉄筋量が多いと、付着割裂破壊が起きるが、その検討も加えることにする。
これらをエクセルで計算して補足する。
ベースパックを使う場合、一貫計算にデータベースが入っているが、ベースパックのプログラムでも計算するようなものである。計算してみると補足したいところが出てくるものだ。
2022年08月22日
保有耐力時の基礎梁ヒンジ
posted by TASS設計室 at 15:40| 2x4工法