2019年05月31日

木造の制振構造

木造の制振構造は、効果があるのだろうか。
面材の耐力壁もあり、そんなところにダンパーを入れて、どの程度の効果があるのだろうか。
2x4工法に制振ブレースを用いると、2〜3%の効果があるらしいが、効果というからには20〜30%は期待したい。
しかし、このノウハウは、木造建築だけではなく、軽量鉄骨造やスチールハウス、植物工場の栽培棚、倉庫のラックなどにも応用可能と思う。

鉄骨プレファブの中には、鉄骨枠の中にブレースを入れるが、あえてコーナーを外して柱や梁に枠を接続する。
これは、ブレースを破断させずに塑性変形させるには効果的だ。β割増し1.5で、ブレース端部をガチガチに固定するだけが設計ではない。このディテールは、以前から気になっており、余計な部材を使わないので、コスト的にも優れていると考えている。

posted by TASS設計室 at 18:48| 閑話休題