2019年05月18日

ルート3の設計に代わる設計

壁式鉄筋コンクリート造の4階建てはルート1で設計できるが、2x4工法の4階建てはルート3になる。
1階をRCまたはWRCとし、その上の3層を2x4工法にしてもルート3になる。
その際、1階のRCまたはWRCは、偏心率を0.15以内とし、上階に対して「ねじれ」による影響を無視し得る程度の偏心率としなければならない。それは、上下を分離して計算せず、全てをまとめて立体解析すれば、ねじれの影響を考慮した計算にすることができる。
しかし、偏心率による必要保有水平耐力の割り増しを避けるためにも、偏心率は0.15以下にしたい。

2x4工法も、壁式鉄筋コンクリート造のように、4階建てまでルート1で設計できないものだろうか。反曲点高比を1.0とした許容応力度計算でも十分ではないかと考えている。

例えば、壁式鉄筋コンクリート造4階建ての2〜4階を2x4工法に置き換えたとすると、上階の荷重は軽くなり、1階の壁式鉄筋コンクリート造は無条件で成り立つと思うが、保有水平耐力を満足しないことがある。
2〜4階は、地べたに建っている3階建てを、地震時の水平力をAi分布を考慮して求める程度で良いのではないかと考えている。
下階の計算は、耐震診断における下階壁抜け柱の検討方法に倣った検討でも良いのではないかと思う。一次設計を行った上で、下階壁抜けの計算の要領で、終局耐力のチェックを行うのである。
posted by TASS設計室 at 00:57| 木造の構造計算