2018年05月28日

木造2階建ての基礎梁

良くあることだが、木造2階建ての基礎梁のスターラップのフックを付けたくないという要望がある。
RC規準の計算外の規定ではフックを付けることになっている。一部の木造の構造計算プログラムでは、コンクリートの断面で、せん断力が許容値以内なら、フックを付けなくても良いという説明を書いているものがある。
また、別の木造用のプログラムでは、基礎梁のせん断力を1.5倍して最大剪断力とせず、平均せん断力としているものもある。
木造2階建てと言ってもRC造ゆえ、建築学会のRC規準を採用することが正当な考えではないだろうか。
しかし、鉄筋が入っていさえすれば良いと言うなら、それなりの規準を制定することである。軸組工法・2x4工法・スチールハウス・軽量鉄骨造は、どれも同じようなものである。
加えて言うなら、ベタ基礎の基礎スラブの配筋の間隔を30cmにしたいと言う人もいる。これもRC規準のスラブの短辺方向20cm、長辺方向25cmという規定に抵触する。D10 @300 という基礎スラブの配筋図を見たことがある。木造2階建て以下は、鉄筋が入っていれば何でも良いらしい。無筋コンクリートよりマシだとは思う。
このような状態で設計するのではなく、フック無し、平均せん断力で良し、スラブ筋の間隔 30cm でも良し、というなら、根拠のある規準を定めたら良いと思う。軸組工法と2x4工法で、相談して決めたら如何だろうか。
スチールハウスは鉄骨造に分類されているので、同じような応力ではあるが、軽量鉄骨造と同じグループになる。
posted by TASS設計室 at 02:49| 木造の構造計算