2018年05月25日

混乱している参考書

余計なことを書いて混乱している参考書がある。
「薄板軽量型鋼造建築物設計の手引き 第2版」P.204の(2)耐力壁ブレース置換法 の項目である。
梁のたわみを考慮して耐力壁の耐力を低減する計算だが、ロッキングによるまぐさの中央変位に関する計算が含まれておらず、見る人によっては、理解できないようだ。
ここでは、ブレース置換法に関する記述がメインだが、短期許容せん断力に対する変形角を 1/300 と決めつけてしまっているので、許容せん断耐力と変形角は比例しているものとして計算すれば良い。
次のページ P.205で、剛性低下率 0.75 として計算例が示されているが、その部分だけが一人歩きしているようで、何も検討せずに 0.75 あるいは 0.7 としている人もいる。
posted by TASS設計室 at 09:14| 構造設計