2018年03月25日

枠組壁工法建築物 構造計算指針 改定版はまだ出ない

枠組壁工法建築物 構造計算指針 改定版はまだ出ない
軸組工法は2017年版が出たが、2x4工法は、まだ出ない。ミッドプライウォールやCLTを含めるのだろうか。
6階建てを視野に入れると、杭基礎の計算も出来なくてはならないが、木造の設計者は経験不足な人が多い。小口径鋼管杭ではなく、支持杭あるいは摩擦杭で、杭頭モーメントを基礎梁で処理する計算を行うものである。
しかし、6階建てになったら、鉄骨造でしょう。
6階建ての1〜2階の耐震壁は2時間耐火にしなければならないが、雑壁は1時間耐火で良い。
鉄骨のラーメンなら、柱梁の耐火被覆は2時間耐火になるが、雑壁は1時間耐火にできる。
2x4工法の6階建ては、相当強度の高い壁をコアの部分に使い、耐力壁を少なくする計画にする。
そのようにしないと、2時間耐火の壁が増えて、コストが上昇する。
https://www.bcj.or.jp/publication/images/book_c0/2-1059.pdf
posted by TASS設計室 at 23:12| 2x4工法