2x4工法の主要な構造計算プログラムは、
・2x4壁式
・kizukuri-2x4
の2本だが、その使い勝手は大きく異なる。
前者は無開口の壁に任意の開口部(窓)を設けることができるが、後者は通り芯を決めてから開口部を配置する。
計算結果を作図してしまえば同じことだが、データを入力する手間を考えると2x4壁式に軍配が上がる。
RC造やWRC造の計算を行っている人は、2x4壁式のデータ入力を好む。木造専業の人には馴染みのない入力方法だが、開口端の寄り寸法を示し、開口のWとH、腰高hを示すと、一目瞭然で分かりやすい。
木造の設計者は KIZUKURI という爆発的に売れたプログラムに慣れているので、そこから抜け出すことが難しいようだ。