枠組壁工法建築物構造計算指針(2007年)P.83 に記載されている靭性低減係数kd が、Kd は塑性率から決まる数値であるため、建物の階や方向により異なる場合がある。構造計算プログラムでは、階別、方向別に考慮することが必要である。
また、Kd は、一次設計では考慮するが、保有水平耐力時は降伏せん断耐力をそのまま用いることができる。
よって、一次設計、保有水平耐力時を別々に設定する必要がある。
また、考慮しない場合には、ワーニングメッセージを出すことが必要である。
2017年11月16日
靭性による低減係数Kd
posted by TASS設計室 at 20:09| 2x4工法