基礎梁の計算用のモーメントは、耐力壁の脚部のモーメントを基礎梁芯まで延長して計算するが、略算的に反曲点高比を0.6として計算することがある。これは正確さに欠けるが、この計算方法は悪くはない。
この0.6という数値は、基礎梁のせいにより、適宜設定する。
しかし、今後のことを考えると、基礎梁芯までモーメントを延長して計算できるようにするほうが良い。
基礎梁で杭頭モーメントを処理する場合は、原則通りに計算する。
壁式構造で杭基礎を採用する場合は、杭と基礎梁はエクセルで計算するほうが分かりやすい。
建物の規模が大きいと、基礎梁の数が多いので時間がかかる。一貫計算で対応可能になることを期待している。
2017年10月06日
基礎梁の計算用のモーメント
posted by TASS設計室 at 20:27| 2x4工法