2x4工法の耐火構造の固定荷重は、建物全体を均すと、鉄骨造の固定荷重に近い数値となる。
ただし、鉄骨造はデッキプレートにコンクリートを打設するので、床荷重の差が大きいので、その差を差し引くことをお忘れなく。
鉄骨造の場合、イソバンドやエスガードを用いると、かなり軽量化が可能になる。
近々、使われ始めると思うが、海外で製造された耐火の外装パネルが出てくる。デザイン性を見た上で採用することを考える。
厚さ75mmのALCも存在するが、一般には出まわっていないので、使うことができない。
鉄骨造の住宅は、構造計算ルートがルート3になるので、構造適合性判定にまわすことになるが、鉄骨造のルート3は容易に成り立つので、難しく考えなくても良い。
鉄骨造で計画された建物を、2x4工法の耐火構造に置き換える場合の参考にされたい。
その逆もあり、2x4工法では難しい場合は、鉄骨造に変更すると良いと思う。
2016年01月11日
2x4工法の耐火構造の固定荷重
posted by TASS設計室 at 20:59| 2x4工法