2015年06月17日

木造以外の4号建築は存在しない

木造以外の4号建築は、事実上存在しない。
4号建築の場合であっても、構造図を作成するためには構造設計を行うわけだが、その計算方法は各種構造の構造設計規準などによるものとなる。したがって、3号建築の際に行う構造設計と何ら変わらないものとなる。
どのような方法であっても、許容応力度以内に納まれば良いものと考えていたが、鉄骨造でブレースを用いれば、β割増しやブレース端部の破断のチェックなど、ルート1やルート2で計算する場合と全く同じ取扱いとなる。
このような状態ゆえ、木造以外の4号建築は、事実上存在しないものとなる。

posted by TASS設計室 at 20:20| 構造設計