2x4工法もどき建物の構造計算を依頼された。
告示1540号に照らし、計算ルートを決めると、少なくとも保有水平耐力計算を行うことになる。
日本国内には基準や規準のない建物である。
法規は別にして、プレファブの物置や海上輸送用のコンテナも建物として成り立つのだから、何でも良いと思う。しかし、建築確認を取るからには、建築基準法に適合しなければならない。
基礎について言えば、ベタ基礎でも、布基礎でもない、マットスラブの上に建物を載せるという北欧の住宅もある。コンクリートのボリュームは多くなるが、配筋が簡単である。
建物が風で飛ばず、地震で倒壊や崩壊しなければ良いので、自由に設計して良いのではないだろうか。
インドのローコスト住宅については、インドに行った時に本を買ってきた。レンガと木製トラスを使った建物である。このような建物はタイやミャンマーなどの東南アジアに多く見られる。
各国の庶民の住宅を研究し、良いアイディアを取り入れたい。
2015年01月06日
2x4工法もどき建物
posted by TASS設計室 at 19:13| 2x4工法