トラスの交点にギャングネイルを使うことがあるが、ドーム(立体トラス)の場合にも応用できないだろうか。意匠設計者は金物を少なくしたい一心で、ドームを面で構成できないかと言うが、面で構成している2x4工法でも、耐力壁の端部には帯金物などを取り付けているのである。
面内応力に対する反力の処理が適切にできれば、面で構成することも夢ではない。
ドームを設計している意匠設計者、木造のドームを製作している人は、私の何倍も経験があるが、その経験が的確に伝わってこない。経験しているようで経験していない。見てきたようで見ていない。目の前を通り過ぎたはずだが、その経験が蓄積されていない。
2014年08月14日
トラスの交点にギャングネイル
posted by TASS設計室 at 15:20| 木造の構造計算