木造の設計者が設計のスキル上げる方法はあるだろうか。
木造住宅専門の設計者の横のつながりを広げ、情報交換を行うことが必要だが、その内容如何である。
中小の会社に限らず、ハウスメーカーの支店においても、課長の能力が低下している。
その結果として、ヘッドハンティングで部長を連れてくる会社も出て来ている。
しかし、課長以下が仕事を指示されても対応できなくては、ヘッドハンティングの意味がない。
できないことに罪悪感を抱かないのだろうか。
自分が主体的に判断せず右から左に仕事を振り分けているだけでは、仕事を覚えることはできないだろう。
やってみる、ということが必要だ。それに尽きる。
施主の人は、木造住宅専業の設計者と打合せを行って、物足りなさを感じるにちがいない。
設計者に質問しても、質問に対して的確に答えることのできない設計者に呆れたことはないだろうか。
住宅とは、そんなものかとあきらめる人もいるかもしれないが、完成してから疑心暗鬼に陥り、不安を抱える人も少なくない。
その解決策の一つとして、オブザーバーとして施主側に構造設計者を付けるという方法がある。
施主の疑問や質問を代弁する人を介すると、ハウスメーカーに話が通じるのである。
インターネットの情報は氾濫しているが、使える情報は少ないものである。
私が嫌いな建築関係のNPO法人も宣伝している。
仕事を受注したいなら、正々堂々と会社として受注したら良い。
2014年06月21日
木造の設計者が設計のスキル上げる方法
posted by TASS設計室 at 14:46| 木造住宅