計算そのものは大した変更はないが、法改正で構造計算プログラムのバージョンアップが必要になる。
補足説明を加える程度で済む内容だが、バージョンアップしておくほうが体裁が良い。
木造は耐震等級2以上とすることが多いので、新3号、新2号とせず、許容応力度計算を行う。軸組工法の場合は偏心率の調整が容易なので、偏心率は0.15以下になるようにしている。
非木造でルート3の場合も、無駄にQunを大きくしないよう偏心率0.15以内を目安にしている。
2025年04月08日
法改正で構造計算プログラムのバージョンアップ
posted by TASS設計室 at 22:09| 構造計算プログラム
歩道橋からのアクセス
地方の駅前のロータリーに面した商業ビルの計画で、歩道橋からアクセスするという希望が出たことがある。
既存の歩道橋の大改造が必要で、簡単な改造では済まないものであった。自費工事申請を行うことになるが、現実離れした計画になる。橋梁の設計者の出番になる。結果として没になった。
夢は膨らむものだが、道路に横断歩道の線を引けば済むことではないか。たまに、このような構想につきあうことは刺激になる。
歩道橋からのアクセスというと、亀戸駅前のドン・キホーテがある。京葉道路と明治通りの交差点に大規模な歩道橋があり、そこからドン・キホーテの2階につながっている。
既存の歩道橋の大改造が必要で、簡単な改造では済まないものであった。自費工事申請を行うことになるが、現実離れした計画になる。橋梁の設計者の出番になる。結果として没になった。
夢は膨らむものだが、道路に横断歩道の線を引けば済むことではないか。たまに、このような構想につきあうことは刺激になる。
歩道橋からのアクセスというと、亀戸駅前のドン・キホーテがある。京葉道路と明治通りの交差点に大規模な歩道橋があり、そこからドン・キホーテの2階につながっている。
posted by TASS設計室 at 21:59| 日記
HOUSE-ST1 Ver.5 と Ver.9
4階建ての計算は「木三郎」を使っていたが、3階建て以下はHOUSE-ST1で計算しており、法改正を機会にバージョンアップした。
両者を比較すると、HOUSE-ST1のほうが作業性がよい。壁倍率7倍で計算すれば、壁の剛性で計算することもないので、倍率計算でも計算できる。
4階建ては次の構造形式で設計する。選択可能な構造形式が多い。
@S造
AWRC造
B木造軸組工法
C2x4工法
D混構造
両者を比較すると、HOUSE-ST1のほうが作業性がよい。壁倍率7倍で計算すれば、壁の剛性で計算することもないので、倍率計算でも計算できる。
4階建ては次の構造形式で設計する。選択可能な構造形式が多い。
@S造
AWRC造
B木造軸組工法
C2x4工法
D混構造
posted by TASS設計室 at 15:24| 構造計算プログラム
地下室にエレベーターを付けない小規模商業ビル
間口1スパンの小規模商業ビルで、地下室にエレベーターを付けないのは、昇降路の面積の緩和があるものの地上階の壁と地下外壁の位置が合わず、無駄なスペースができるからである。エレベーターや階段は建物の片隅に設けるので、昇降路の位置が合わない。地下は独立した入口にすればエレベーターは必要ない。地上階で容積が目いっぱいなら地下階を設けない計画もあるが、地下階は落ち着いた店になるので需要がある。
この程度の検討を計画の初期段階で行う。無理すればできるが、無理してやるか、ということが論点になる。
この程度の検討を計画の初期段階で行う。無理すればできるが、無理してやるか、ということが論点になる。
posted by TASS設計室 at 14:41| 構造設計
構造計算プログラムの原点
PC-9801で動く構造計算プログラムの原点は、データをテキストで入力していた。数字の羅列を見ると、建物形状をイメージすることができる。
数字と記号で建物の形状、柱梁断面や配筋、荷重条件などを示すことができる。現在の構造計算プログラムでもデータをテキストに変換すると、そのようなデータになる。元はDEMOSなので、開発元が異なっても似たようなものである。
自分が所有していない構造計算プログラムのテキストデータからBUS-6やDOC-RC/SRCのデータを作成することができる。それをグラフィック表示して形状をチェックする。
数字と記号で建物の形状、柱梁断面や配筋、荷重条件などを示すことができる。現在の構造計算プログラムでもデータをテキストに変換すると、そのようなデータになる。元はDEMOSなので、開発元が異なっても似たようなものである。
自分が所有していない構造計算プログラムのテキストデータからBUS-6やDOC-RC/SRCのデータを作成することができる。それをグラフィック表示して形状をチェックする。
posted by TASS設計室 at 14:16| 構造計算プログラム
曲面を好む人、曲面にしないことを好む人
設計者には曲面を好む人、曲面にしないことを好む人がいる。僕は後者である。
曲面にするほうが妥当な場合もあるが、RC造以外は余計な部材が必要になる。
建物はスカイラインを大切にするので、屋根の形状は重要である。同時に防水も考慮すべきことである。
施工が悪いのか、設計が悪いのか知らないが、いつまでも雨漏りが解消しない建物もある。その会社の設計者は素人同然、工事は下請けに丸投げである。
曲面にするほうが妥当な場合もあるが、RC造以外は余計な部材が必要になる。
建物はスカイラインを大切にするので、屋根の形状は重要である。同時に防水も考慮すべきことである。
施工が悪いのか、設計が悪いのか知らないが、いつまでも雨漏りが解消しない建物もある。その会社の設計者は素人同然、工事は下請けに丸投げである。
posted by TASS設計室 at 09:20| 日記