基本計画の段階は意匠・構造・設備の複合図を作成する。
意匠を決めれば、設備と構造がついてくるが、本来は意匠設計者が中心となって設備と構造を調整する。
したがって、意匠設計者は全てについて基礎的な知識を有し、コントロールする立場にある。
その直後には工事計画と見積りが待っている。
2023年06月09日
意匠・構造・設備の複合図
posted by TASS設計室 at 20:48| 構造設計
原理原則が分からなくても構造計算ができる
極論すれば、構造力学などの原理原則が分からなくても構造計算ができる。
構造計算は3次元の座標上の節点に着目して計算するが、そんなことや、層重量のことを理解せず、意匠図を描くようにデータを入れる。
後はプログラム上でモデル化する。
剛域を考える必要のない木造軸組工法や、剛域はあるものの、剛域意識しなくても結果だけみれば済む壁式構造や2x4工法は、自動的にモデル化ができそうだ。
多くの木造専業の設計者は kizukuri や kizukuri-2x4 は使える。そのくらいの入力データで、木造4階や混構造の計算はできそうだ。
木造4階の需要はあるものの、伸び悩んでいることは木造専業の構造設計者の技量にかかっている。木造専業で普通の構造設計者未満の人に使ってもらえる構造計算プログラムを開発したらどうだろう。
プログラムの開発元が、構造計算の指導を行い、必要に応じて構造設計一級建築士として内容の確認を行うことで、構造設計一級建築士の資格を持たない多くの木造専業の構造設計者が4階建ての設計を行うことができる。そんなことを2つ3つやっているうちに、構造設計一級建築士の試験に受かるかもしれない。
構造計算は3次元の座標上の節点に着目して計算するが、そんなことや、層重量のことを理解せず、意匠図を描くようにデータを入れる。
後はプログラム上でモデル化する。
剛域を考える必要のない木造軸組工法や、剛域はあるものの、剛域意識しなくても結果だけみれば済む壁式構造や2x4工法は、自動的にモデル化ができそうだ。
多くの木造専業の設計者は kizukuri や kizukuri-2x4 は使える。そのくらいの入力データで、木造4階や混構造の計算はできそうだ。
木造4階の需要はあるものの、伸び悩んでいることは木造専業の構造設計者の技量にかかっている。木造専業で普通の構造設計者未満の人に使ってもらえる構造計算プログラムを開発したらどうだろう。
プログラムの開発元が、構造計算の指導を行い、必要に応じて構造設計一級建築士として内容の確認を行うことで、構造設計一級建築士の資格を持たない多くの木造専業の構造設計者が4階建ての設計を行うことができる。そんなことを2つ3つやっているうちに、構造設計一級建築士の試験に受かるかもしれない。
posted by TASS設計室 at 11:30| 構造設計
木造は昭和のまま
やっと4号特例が見直される。木造の構造計算指針の内容は充実してきたが、壁倍率で計算することしか考えていない設計者が圧倒的多数である。
壁も倍率、床も倍率である。
固定荷重を拾わずに壁量計算を行うことは如何なものか。AIで設計するようになるのだろうか。
意匠図を作成したら構造は自動計算、自動作図は可能性があるが、意匠図を作成しながら構造設計を行うというのも良いのではないか。仕事が出来る木造の意匠設計者は、構造を意識して意匠設計を行っている。
もうひと息で、構造計算ができるようになる。
全棟構造計算と宣伝している木造住宅の会社があるくらいだから、許容応力度計算を義務付けられないだろうか。
kizukuri、kizukuri-2x4 のような簡易なプログラムでは機能的に満足できない人が、東京デンコーの 木三郎、2x4壁式 のレベルのプログラムを使うようになったらよいと思う。
kizukuri 並みの操作で、機能が豊富なプログラムが使えないだろうか。意匠的な感覚で、データを自動生成できないものか。計算書のアウトプットも意匠図的に示し、簡単にする必要がある。
僕は難しいプログラミングは出来ないが、何百ページも計算書に目を通さなくても済むようにできそうな気がする。応力解析プログラムの要領で、伏図、軸組図形式で、NG部材を赤くすることは出来るだろう。簡単操作の高機能プログラムである。
壁も倍率、床も倍率である。
固定荷重を拾わずに壁量計算を行うことは如何なものか。AIで設計するようになるのだろうか。
意匠図を作成したら構造は自動計算、自動作図は可能性があるが、意匠図を作成しながら構造設計を行うというのも良いのではないか。仕事が出来る木造の意匠設計者は、構造を意識して意匠設計を行っている。
もうひと息で、構造計算ができるようになる。
全棟構造計算と宣伝している木造住宅の会社があるくらいだから、許容応力度計算を義務付けられないだろうか。
kizukuri、kizukuri-2x4 のような簡易なプログラムでは機能的に満足できない人が、東京デンコーの 木三郎、2x4壁式 のレベルのプログラムを使うようになったらよいと思う。
kizukuri 並みの操作で、機能が豊富なプログラムが使えないだろうか。意匠的な感覚で、データを自動生成できないものか。計算書のアウトプットも意匠図的に示し、簡単にする必要がある。
僕は難しいプログラミングは出来ないが、何百ページも計算書に目を通さなくても済むようにできそうな気がする。応力解析プログラムの要領で、伏図、軸組図形式で、NG部材を赤くすることは出来るだろう。簡単操作の高機能プログラムである。
posted by TASS設計室 at 01:00| 閑話休題