2023年06月06日

パーティクルボードのデメリット

パーティクルボードのデメリット
パーティクルボードのデメリットとしてあげられるのは、水や湿気に弱い点です。木片を集積して作られているので、水濡れすると劣化してひび割れたり変形してしまうことがあります。

また、釘やネジが留まりにくい点もデメリットです。パーチクルボードは、言わば木片の集まりなので、加工しやすい反面、ネジや釘を支える力が弱いのです。

さらに長時間にわたって荷重がかかると、たわみが出やすいというデメリットもあります。机や軽いものを収納する家具などには向いていますが、重いものを長時間支える必要があるものには不向きだと言えます。

元記事から引用させていただきました。
元記事
https://sekokan-navi.jp/magazine/52273#:~:text=%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%80%81%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%AB,%E3%81%A6%E5%9C%A7%E7%B8%AE%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9D%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
posted by TASS設計室 at 23:54| 木造の構造計算

梁のない建物

中廊下の建物の廊下の上に出てくる梁をやめてしまう手がある。
外周部の梁は省けないが、廊下の上なら、そんな方法でもよさそうだ。スラブがあれば水平力を伝達することができる。
ある構造設計者と話したところ、裏技ばかり覚えてしまい、いかに鉄筋量を減らすかということばかり注目されると言っていた。
posted by TASS設計室 at 22:20| 構造設計

読んでいただいている人

このブログを読む人は構造設計に関わる人が多いと感じる。僕は日常の仕事でのやりとりから感じたことを書いているので、構造設計の皆さんも同じような経験をされているに違いない。
最もマーケットが広い木造住宅の設計者向けに書いているが、平均レベルから少しレベルアップすると、格段に競争力がつく。
構造設計プログラムの開発会社も、木造住宅の業界の裾野の広さに注目しているが、問題は構造設計一級建築士の資格をもつ人が、木造専業の構造設計者に少ないことである。
木造専業の人も構造設計一級建築士に合格しているが、資格は取ったものの保有水平耐力計算に手が出ない人も少なくない。混構造になればRC・WRC・Sの設計も必要になる。規模が大きくなれば杭基礎になり、支持杭や杭頭モーメントの曲げ戻しの計算も加わる。
さて、どうしましょうか。

ビルものでも新築のSRC造が少なくなり、SRCの設計の経験のない人が増えた。昔は20mを超えると鉄骨を入れなくてはならないので、耐震診断では7階建てくらいから鉄骨が入る建物が出てくる。
posted by TASS設計室 at 14:25| 日記

図面の色分け

図面の色分けが必要である。
現場の施工図、プレカット屋、積算などの担当者は、理解力に乏しい人が散見され、常に指導されて仕事をしている。社内に構造設計が分かる人の有無で、それらの会社の対応が大きく異なる。
構造設計者不在のゼネコンもある。
あるプレカット会社に、構造設計ができる人を1人でも良いから入れ、構造計算プログラムと連動して自動作図ができるプログラムを導入することを提案したが、進展していない。構造計画ができるか出来ないか、躯体工事の概算見積りが出せるか出せないかで、計画の初期段階での対応に大きな差が出て、受注に有利になる。
図面が出来たら見積もります、という考えでは余った仕事、安い仕事しか受注できない。攻めが必要である。
社長や役員は何を考えているのですか。
posted by TASS設計室 at 12:30| 閑話休題