2023年05月31日

fala 129

fala 129 という難しい建物がある。
考える題材として適している。
129_exec.pdf129_exec.pdf
posted by TASS設計室 at 17:34| 構造設計

7月22日(土)建設関係異業種交流会

7月22日(土)新橋駅から徒歩3分の店で建設関係異業種交流会を行う。
第2回目になる。前回は他の会合と当たってしまい、横浜の会合を中座したため、日程をずらすことにした。
建築設計事務所、建設会社、杭などの専門業者、構造計算プログラムの開発会社が参加する。
他の業種としては、自動車関係、電気関係、税理士等々、皆さん事業主である。
会費 15,000. 興味のある方はHPからご連絡ください。
https://tass99.com/contact.html

横浜市保土ヶ谷区の横浜共栄建設協同組合
https://aishin-group.com/hodogaya-saikaihatsu/jigyou.html
https://aishin-group.com/hodogaya-saikaihatsu/index.html



posted by TASS設計室 at 10:25| 日記

本日定休日

本日定休日
https://tass99.com/
posted by TASS設計室 at 08:07| 日記

2023年05月30日

不安定構造に反応する

危険防止のため、不安定構造に反応することができなければならない。
工事の途中で、不安定な状態になることがあるから、仮設の計画を行うのである。
既存建物の解体が進んでいない現場がある。木造住宅専業の会社は木造住宅と地下室の内装を解体し、その先はRCの躯体工事を行う建設会社に任せるよう話した。難しい工事は、現場監督の経験と判断力が必要である。
仮設の倒れ止めを行わなかったことで、死亡事故が起きた現場がある。
posted by TASS設計室 at 16:32| 建築士

浅くて広い知識

建築は雑学の集大成と言われ、浅くて広い知識が必要である。
何百回、目の前を通り過ぎても、素通りしている人もいる。「知ろうとしないのが素人」という話しを聞いたことがあるが、どこか引っかかるところがあるものである。与条件に過剰な反応を示したり、見積書をこねくり回すことが好きだったり、人は様々である。


posted by TASS設計室 at 16:08| 建築士

できない人に合わせる文化

「できない」「分からない」と言うことはほどほどに

良くも悪くも、我が国には「できない人に合わせる」という文化がある。これは「できるだけドロップアウトする人を出さないように」という、優しさの感じる日本的配慮だ。学校でも会社でも、できるだけ落第者を出さないようにと徹底的な配慮がなされる。義務教育ではまだしも、企業でこれは良くないと思っている。「できる人にキャッチアップしなければ」という気概や努力をスポイルするからだ。(本文より抜粋)
https://agora-web.jp/archives/220725004525.html#:~:text=%E8%89%AF%E3%81%8F%E3%82%82%E6%82%AA%E3%81%8F%E3%82%82%E3%80%81%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD,%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82
posted by TASS設計室 at 08:32| 日記

手書きの文字が読みにくい

手書きの文字が読みにくい人がいる。特に数字が読みにくいのは致命的である。自信無げに細い線で書くのではなく、目に飛び込んでくるくらいの太さで書いてもらいたい。読む気がしなくなる。
本人は気づかないのかな。
posted by TASS設計室 at 07:42| 日記

2023年05月29日

混構造の設計

混構造の設計で、下部構造は壁式鉄筋コンクリート造が適切だが、上部構造は木造軸組工法か2x4工法となる。上下ともに壁式構造なら「2x4壁式」でまとめて計算できる。
軸組工法の場合は上下を分離して計算することになるので手間がかかる。
上部構造は「木三郎」で計算することになるので、荷重の受け渡しが必要になる。下部構造は節点荷重の入力しやすさを考えると「HOUSE-WL」を使うことになる。
2x4工法の施工に慣れていない建設会社と思われるので、軸組工法になることは確実である。
2階の梁をハチマキにして荷重を伝達するので、下部構造は何でも対応できる。
posted by TASS設計室 at 22:29| 混構造

構造計画の打合せ6分

混構造の住宅の基本計画で、メールで送られてきた既存の建物の図面と写真を見ながら電話の打合せ6分で方針が決まった。
後は営業担当がお客さんの要望を聞いてくるので、それを元に味付けする。そのための素案を作成する。
住宅専門の意匠設計者を加えると施主は喜びそうだが、関わり方が難しい。

posted by TASS設計室 at 18:45| 日記

表現力

仕事関係のメールのやり取りをする際、出来る人の文章は明快で、相手に伝わるよう表現するが、並み以下の人のメールは読みにくい。そもそも彼らは文章を書かずに読むだけ、言いたいことは電話してくる。
それでも根掘り葉掘り聞かなければ内容が分からないことがある。聞く・話す・読む・書くという基本的な機能が不足している。社員教育は、こんなことの訓練までさせなくてはならないのだろう。頭の回転の良さをチェックするなら、面接と論述式の試験がよい。面接前のメールのやり取りで分かる。
採用の面接に立ち会った経験から、こんなことが分かる。

図面に関しては、一瞥して分かるような描き方を心がける。
posted by TASS設計室 at 08:41| 日記

2023年05月28日

最も需要がある階数は4階建て

最も需要のある階数は4階である。
全ての構造形式で需要がある。
@RC造
AWRC造
BS造
C木造軸組工法
D2x4工法
E混構造(WRC+2x4工法)
この中でAはルート1、Cはルート2で設計するが、その他はルート3を採用する。
計画によっては、@はルート1またはルート2、Bはルート2も可能だが、S造で冷間成形角形鋼管を使う場合はルート3とする。
この中で、唯一、構造設計一級建築士の資格を必要としないものがAである。
並べてみると、2x4工法は保有水平耐力計算が必須となることが分かる。慣れれば計算できるので、木造専業の構造設計者はC〜Dにチャレンジしよう。Eの下部構造はAである。


posted by TASS設計室 at 19:13| 構造設計

あえて考えさせない

あえて考えさせず、結論だけ伝える。
https://businesscreation.jp/2020/11/02/%E3%81%82%E3%81%88%E3%81%A6%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%81%84%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%92%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AF%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF/

質問してくるので、回答を書いて送ったら相手は分からないと言う。施主なので始末に困る。
面積の緩和に関するものだが、理解しようとしない人には難しい。緩和というものは無制限に緩和されるものではなく、上限がある。
公文式の算数のように、ここの数字がこっちにきて、ここを合計したり、差し引いたりしているということを書いたつもりだが、それでも無理だったようである。
人が質問する場合、自分に理解できる範囲のことしか質問しないものである。それ以外は思考が及ばないので、興味を示さない。
理解できていない人は、覚えることに意識が向いてしまうようで、構造力学を教えていた時「これを覚えればよいのですね」と言われたことがある。覚えるものではなく、理解するから応用することができる。
圧倒的に「やってみる」ことが不足している人が多い。見ているだけで手が動かない。それでマークシートを塗りつぶす。
数学・物理・構造力学・RC造・S造を復習しよう。木造の人は、それらをやってから木造を学ぶ。

posted by TASS設計室 at 17:45| 閑話休題

これだけ入力すれば保有水平耐力計算ができる

木造の構造設計者はルート2あるいはルート3の計算に消極的である。
だから4階建ての計算ができない。軸組工法4階建ては3階建て+塔屋として計算し、偏心率と剛性率の計算を付け足せば済むが、2x4工法の場合は、保有水平耐力計算が要求される。
構造計算プログラムの入力項目を見て、そこに書かれている用語が理解できれば計算することはできる。

今のところ、2x4工法の保有水平耐力計算を行うことができる構造計算プログラムは、東京デンコーの「2x4壁式」しかない。平面的な斜め軸や1階をWRCとした混構造の計算もできるので、適用範囲が広い。
皆さんおなじみのkizukuri-2x4と異なるところは、プログラムのスタート時点が違うことである。
kizukuri-2x4は意匠設計者にも理解できる入力項目で、無理に機能を追加していない。基礎の計算も一貫から外している。
「2x4壁式」は「壁麻呂」というWRC造の計算プログラムから派生したもので、RC造の構造計算に馴染んだ人を対象にしているので、意匠設計者の知識とのギャップを埋めることが必要になる。そこが埋まらないから、「2x4壁式」を使うことができないのである。
斜め軸の設定に関しては、座標を意識しなければならないので、複雑な形状の場合は工夫が必要である。
プログラムのつくりが古いので、BUS-6などの立体解析プログラムと比べると、任意の斜め軸が設定できないことなどの弱点はある。
しかし、混構造の下部構造や基礎まで一貫して計算することもでき、機能的に不足はない。
kizukuri-2x4から上がってくる木造専業のユーザーには難しいかもしれないが、普通の構造設計者には難しくないと思う。RC造、WRC造の構造計算を行っている構造設計者がメニューに加えるには適している。
木造軸組工法のルート2、ルート3の計算は、鉄骨造の構造計算に慣れた人なら難しくない。
軸組工法は、偏心率を調整することでルート3を容易に避けることができる。
鉄骨造の計算は何かと制約があるので、ルート2は採用せずルート3にしてしまうが、木造軸組工法はルート2で計算できることがメリットである。軸組工法は東京デンコーの「木三郎」で計算する。



posted by TASS設計室 at 16:07| 2x4工法

全く分からない問題に出会ったら

全く分からない問題に出会ったら、とりあえずやってみる。
答案用紙の裏まで使って場合分けして回答したことがあり、数学の先生から「体力派」と言われた。
https://www.youtube.com/watch?v=EexJ02wh_T0
構造設計も体力勝負だね。
posted by TASS設計室 at 10:59| 日記

2023年05月27日

2023年05月26日

木造は裾野が広いが・・・・・・・

木造は裾野が広いが・・・・・・・
マーケットは広いことは魅力だが、ハウスメーカー主導で技術者の中身が薄い。
木造軸組工法・2x4工法・スチールハウスを統合したら良いのではないか。
どれも固定荷重は同じようなもので、合板による耐力壁をもつ建物である。
軸組工法は分かるが2x4工法は分からないという設計者もいる。スチールハウスを鉄骨造に分類することにも疑問がある。スチールだから鉄というのだが、ペラペラの鉄で、断面は2x4工法の部材と似せており、2x4工法でスチールハウスの床根太を使うことができる。
全部まとめて木造建築である。2x4工法は建築学会の木質構造設計規準と整合性がないので、いつまでも告示1540号である。それが便利だということもある。

木造については「美味しんぼ」でも取り上げられていた。
それに対して建築学会が反論している。なかなか面白い。
海原雄山ふうに言うなら、木造住宅のハウスメーカーは、ファミレス同様の料理人しかいない素人集団である。
https://xtech.nikkei.com/kn/article/building/news/20100817/542859/
posted by TASS設計室 at 14:11| 木造の構造計算

構造計画は最初の3分で決まる

意匠図を拝見し、何をやりたいか理解する。
構造計画は最初の3分で決まる。変な所に吹抜があったり、陸立ちの柱や壁がある建物もある。
鉛直荷重は素直に受けるが、地震時の水平力が集中しないよう受け流す。耐力壁にせず、雑壁とすることもあるが、雑壁でも地震時の水平力が入ってくる。
ある会合で、構造設計者から聞いたことだが「曲げでは壊れず、せん断で壊れる」という。地震時のたわみは大きくなるが、許容応力度は短期の範囲内となる。
スラブに集中荷重を加える場合、大きなスラブの真ん中に置く、という逆転の発想もある。昔、何かの本で見たことがある。このような、計算規準に書いていないような先人の知恵を集めたくなった。
posted by TASS設計室 at 13:21| 閑話休題

間違った方向に判断する人

物事を判断する場合、決まって間違った方向に判断する人がいる。
不如理作為というものであり、善くない思念を意味する。
 正しい判断は、パーリ語の Yoniso manasikara 如理作為という単語を思い出す。
http://yonisomanasikara.wordpress.com/2010/09/27/yoniso-manasikara/
パーリ語では、頭に A を付けると反対の意味になる。
A Yoniso manasikara は不如理作為というものであり、善くない思念を意味する。
posted by TASS設計室 at 08:52| 重要

思考訓練

思考訓練 研修 というキーワードで検索すると、様々なセミナーがあることが分かる。
たぶん、多くの人は一過性のお勉強で終ってしまうだろう。出来る人はそんなものには縁がない。
仕事にChatGPTを使うことがあるらしいが、AI以前に聞きかじりでも良いから、断片的な知識を頭の片隅に引っ掛けておく。必要な時に詳しく調べることにする。
決められない人に対しては、決まるまで待つというよりも、しばらく放っておく。相手の頭がぐるぐる巡っている時に話しても効果がない。相手が考えることをやめ、こちらに聞いてきた時がこちらが話すタイミングである。数学でもそうだが、ある程度考えてから説明を聞くと身につく。
身につくことなんか考えず、その場しのぎの答えを求める人も少なくない。

こんなことを書いていると、構造設計者の集まりで、このブログを読んでいただいている人に出会ったことがある。構造計算プログラムの開発会社や大学教授から連絡をいただくこともある。
飲みに行こうという誘いを受けることもある。そんな時、数人が集まると有意義な会合になると思う。隔月の第3土曜に、異業種が集まる会合が2つある。1つは建設会社の集まりで建築設計者も何人か参加する。もう1つは、異業種の交流会だが、建築以外の製造業も含まれる。参加者は経営者か役員が多い。

構造設計者と構造計算プログラムの開発者の意見交換は必要である。ユーザーとしてこちらから提案したいことがある。PC-9801以前、SEIKOの16bitパソコンの時代からプログラムの開発を行っている開発者と、ゆっくり話してみたい。2つ目の交流会に誘うことを考えている。
posted by TASS設計室 at 08:28| 閑話休題

若い時こそ、広く浅く学べ

若い時こそ、広く浅く学べ
posted by TASS設計室 at 07:07| 日記