意匠の企画設計がほぼできたところで、構造設計を先行してまとめにかかる。
基本構想をまとめる設計者の狙いがよければ、その後は実施設計あるのみである。仕上げは、その段階で決めると言っても、標準的なもので無難にまとめる。
RC造、S造、混構造を含む木造、全て同じ要領である。
意匠設計者は詳細設計とディテールに強くなり、現場をリードできるようになろう。
意匠をシャープにまとめるには、ディテールを吟味することである。構造設計者として却下したくなる基本計画もある。やれば出来るが、そんなことは意味があるか疑問である。最後は予算が合わなくて、当たり前な計画に落ち着くものである。
何を設計しているのだろう
窓を例にとると、どこまで理解しているか分からない人がいる。
何となく仕事をしているのではないか。
@窓が付くことが分かる
A漠然と窓の大きさが分かる
B窓の有効寸法が理解できる
C枠のディテールが分かる
D躯体の形状と窓の有効開口の関係が理解できる
E構造計算における躯体開口を理解できる
有効寸法と腰高を W,H,hで示し、枠まわりのディテールが分かれば設計できますよね。
平面詳細図では、枠まわりの詳細を示すのである。図面を拡大していくと原寸になる。
構造図も同様で、鉄筋や溶接まで見えるようになる。
何となく仕事をしているのではないか。
@窓が付くことが分かる
A漠然と窓の大きさが分かる
B窓の有効寸法が理解できる
C枠のディテールが分かる
D躯体の形状と窓の有効開口の関係が理解できる
E構造計算における躯体開口を理解できる
有効寸法と腰高を W,H,hで示し、枠まわりのディテールが分かれば設計できますよね。
平面詳細図では、枠まわりの詳細を示すのである。図面を拡大していくと原寸になる。
構造図も同様で、鉄筋や溶接まで見えるようになる。
posted by TASS設計室 at 12:16| 閑話休題
一貫計算
一貫計算プログラムは慣れているBUS-6を使うことが多い。NBUS7もあるので、入力からNBUS7を使ってみることを考える。BUS-6でデータをつくり、NBUS7で計算してみたが、計算速度が速くなっている。
ユニオンシステムのSS-3は、使わなくなった。業界でトップシェアであるため、SS-7が出る前に購入したが使っていない。基礎や杭の計算と連動させることを考えると、BUS-6のほうが使い勝手が良い。
DOC-RC/SRC.DOC-Sとデータを共有するので、耐震診断のデータで許容応力度計算を行うこともできる。
木造は東京デンコーの木三郎4と2x4壁式3よりも高機能なプログラムは見当たらない。
ところが、審査機関に聞いてみると、木造は圧倒的に kuzukuri と kizukuri-2x4 が多いそうだ。
それで4階建ての計算を行っているとのこと。だから2x4工法は4階建てが少ないらしい。
2x4工法の計算は2x4壁式を使い始めたら、他のプログラムは使う気にならない。開口部のデータが独立しているので、通り芯と関係なく入力でき、グリッドを修正することなく開口部の大きさや位置を変更できるからである。壁荷データもマスターデータを整えておけば簡単に入力することができ、体裁が良い。
ユニオンシステムのSS-3は、使わなくなった。業界でトップシェアであるため、SS-7が出る前に購入したが使っていない。基礎や杭の計算と連動させることを考えると、BUS-6のほうが使い勝手が良い。
DOC-RC/SRC.DOC-Sとデータを共有するので、耐震診断のデータで許容応力度計算を行うこともできる。
木造は東京デンコーの木三郎4と2x4壁式3よりも高機能なプログラムは見当たらない。
ところが、審査機関に聞いてみると、木造は圧倒的に kuzukuri と kizukuri-2x4 が多いそうだ。
それで4階建ての計算を行っているとのこと。だから2x4工法は4階建てが少ないらしい。
2x4工法の計算は2x4壁式を使い始めたら、他のプログラムは使う気にならない。開口部のデータが独立しているので、通り芯と関係なく入力でき、グリッドを修正することなく開口部の大きさや位置を変更できるからである。壁荷データもマスターデータを整えておけば簡単に入力することができ、体裁が良い。
posted by TASS設計室 at 00:01| 構造計算プログラム