2023年03月24日

ゼロベースで考えられない人向けのたたき台

ゼロベースで考えられない人向けのたたき台の図面が必要である。
こちらが勝手に考えて決めつけてしまうと、そこから意見が出てくる。設計って、何もないところから計画するものではないだろうか。
企画設計あるいは基本設計の段階で大どころは決まるものである。その段階で意匠設計者は総合的に深く考えている。
実施設計では、ディテールの設計が弱い人が見受けられる。木造2階建ての設計が多に意匠設計者に多い。常に好奇心をもって建物を見ると進歩する。街を歩けば様々なデザインやディテールを目にする。仕上げからそのディテールを想像する。
posted by TASS設計室 at 20:58| 閑話休題

鉄骨階段の設計はササラ桁を決めること

鉄骨階段の設計はササラ桁を決めることである。業者任せ、現場任せの人が多い。
建築は雑学の集大成と言われたが、設計者の守備範囲が狭くなった。何故だろう。
posted by TASS設計室 at 18:08| 施工

設計者は現場に行こう

見ても分からないなんて言わないで、意匠設計者は現場に行こう。
特に躯体工事の段階に、構造図と施工図を持って現場に行くことである。


posted by TASS設計室 at 14:54| 日記

木造専業の構造設計

木造専業の構造設計というジャンルが確立して20年が経過した。使っている構造計算プログラムはkizukuri,kizukuri-2x4である。
構造計算が必要のない4号建築でも、許容応力度計算を行うことも増えてきた。スパン表とN値計算では、梁の上に耐力壁が載る場合場など、地震時の梁の検討が不足する。手計算で補足すれば済むことだが、4号建築の設計者は、そこまでは考えていない。
簡易計算のプログラムがあるが、普通に許容応力度計算をおこなうほうがよいのではないだろうか。
このような状況で4階建ては難しい。


posted by TASS設計室 at 09:33| 木造の構造計算

聞きかじりの効用

聞きかじりでもよいので、頭の片隅に引っ掛けていることを関連付けると役に立つ。必要な時に詳しく調べればよい。断片のままでは効果は限定的である。
気づかない人に対しては、気づかせることも必要である。ここで気づいてもらわなくてはならないと思うところでは、何を見るべきか指示して考えさせる。分からない相手には結論だけを示す。相手は結論だけを望んでいるからである。
仕事や勉強は常に引きずっているもので、何か気になることがあれば頭の片隅に残る。オンとオフのはっきりしている人のことは知らないが、僕にはそんな切り替えはできない。
話しをする時は相手に集中することは言うまでもないが、人は常にマルチタスクで、瞬時に切り替えて別のことを考えるものである。
酒席では意見や考えを述べる人がいて、後で添削するのでWORDで書いて送るよう言ったら、何も出てこない。よく話す人だが論述が下手で、文章にまとまりがない。考えをまとめるには、書いてみることである。
posted by TASS設計室 at 09:15| 閑話休題