思考が堂々巡りする人を見ていると、しっかり詰めていないと感じる。巡り巡ってダメなところに再び戻ってくる。そのループから脱すると答えに近づく。
そんな時は発想の転換を行う。攻め方を変えるのである。
工事費を下げるには設計のグレードを下げることも考える。VEというが、世間には、やるべきことをやらないVEとは言えないVEもある。
基礎梁ヒンジを理解する
基礎梁成を低くすることだけを考えると、かえって無駄な設計になる。現場から山留について意見が出ると、一生懸命に山留を浅くしようとする。塔状比が4を超え、高さ30mを超えるRC造で、梁成を2.5mや2.7mにしたいという。ダメな計算を行い、比較して見せ、現場と話しをさせる。
高さ15m程度の建物でも、建物の高さの5%程度の梁成は必要である。
基礎梁にヒンジができると、保有水平耐力が上がらないことを理解してもらう必要がある。
高さ15m程度の建物でも、建物の高さの5%程度の梁成は必要である。
基礎梁にヒンジができると、保有水平耐力が上がらないことを理解してもらう必要がある。
posted by TASS設計室 at 14:37| 構造設計
許容応力度計算の次に習得すること
許容応力度計算の次に習得することは、
@保有水平耐力計算
A耐震診断(木造以外)
B支持杭の計算
C杭頭モーメントの曲げ戻し
D溶接の計算
木造以外の耐震診断を行うと相乗効果が得られる。
@保有水平耐力計算
A耐震診断(木造以外)
B支持杭の計算
C杭頭モーメントの曲げ戻し
D溶接の計算
木造以外の耐震診断を行うと相乗効果が得られる。
posted by TASS設計室 at 11:02| 構造設計
基礎の設計
基礎全般、杭や地盤に関して知識不足、勉強不足の設計者が多い。構造設計者が苦手とするところである。
杭基礎を見慣れていない設計者は、杭による地盤改良と杭頭モーメントを処理する杭基礎の区別がつかない人も少なくない。
基礎を小さくし、基礎の工事費を安くすることにしか目が向いていない。そんな相手には『適判に通らない』と言えば済む。内容を説明しても、どこまで理解されるか分からないが文章にして示すと、後で読み返してもらうことや、誰かに転送してセカンドオピニオンを得ることもできる。
自分の考えを示し、自分の回答をオープンにすることができる人でないと、話しをしてつまらない。
明後日は、互いに仕事を持ち寄り、一緒に仕事をする構造設計者(研究者)とランチタイムに打合せがある。
杭基礎を見慣れていない設計者は、杭による地盤改良と杭頭モーメントを処理する杭基礎の区別がつかない人も少なくない。
基礎を小さくし、基礎の工事費を安くすることにしか目が向いていない。そんな相手には『適判に通らない』と言えば済む。内容を説明しても、どこまで理解されるか分からないが文章にして示すと、後で読み返してもらうことや、誰かに転送してセカンドオピニオンを得ることもできる。
自分の考えを示し、自分の回答をオープンにすることができる人でないと、話しをしてつまらない。
明後日は、互いに仕事を持ち寄り、一緒に仕事をする構造設計者(研究者)とランチタイムに打合せがある。
posted by TASS設計室 at 10:47| 構造設計