2023年03月09日

言われたことをやることだけが設計ではない

与えられた条件に忠実に、言われたことをやることだけが設計ではない。
特に会社勤めの人は、発注者側、受注者側共に、上司の考えに過剰反応する傾向にある。もっと良い案があっても、比較の土俵に上らないことも多々ある。
僕は部外者なので、好き勝手に意見を言う。
まわりの人は意思表示が不明確で、何を考えているか分からない。理解が遅いことは承知している。理解が遅いというよりも、まわりの様子を伺っているのである。

3月13日からマスク着用は個人の判断ということが言われているが、こんなもの最初から個人の自由である。アンケートによると、大雑把に言って50%はマスクする、25%は状況によりマスクする、25%はマスクしない、という結果である。さて、どうなるか見物する。

posted by TASS設計室 at 15:43| 閑話休題

パイルドラフト基礎

原則として建物全重量を直接基礎で支持するが、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担させる。両基礎による重量分担効果・・・・・・・というが、設計は難しい。
4〜6階建ての鉄骨造から試してみたい。来週、経験者にコツを教えてもらう予定である。しばらくは、2人で設計する。場合により、更に1人加わる。
会食のときにノートや電卓を持ち出すので、仲居さんが料理を並べる時に遠慮して、離して置くことがあった。
posted by TASS設計室 at 10:24| 構造設計

杭と地盤に関する設計

杭と地盤に関する設計の需要がある。
過去に設計した大きなものでは護岸の杭、岸壁に接する防潮壁である。
杭や地盤改良の工法や業者を選定する際の比較検討も依頼される。新築時の杭はアースドリルかe-Pileのどちらかで決めることが多い。その他の工法は客先の要望による。
特に神奈川県内はe-Pileが強く、EAZETは営業に来るものの引き下がる。
posted by TASS設計室 at 10:14| 構造設計

代願事務所の存在意義

住宅産業では、代願事務所という確認申請手続きの代行を行う事務所がある。
手続きの代行を行う事務所であり、決定権は与えられていないが確認申請図を作成しているので、設計者でもある。元請けから言われた作業を行うが、必要最小限にも満たない図面を作成している。お決まりの木造住宅なら、その程度の図面でも建物が建つ。
設計を任せられる下請けの設計者もいるが、確認申請が下りればよいという考えの人が多い。
posted by TASS設計室 at 09:17| 建築士

トルネードパイル工法

トルネードパイル工法というものがあることを知った。
ATTコラムはEAZETとテノコラムを組合わせたものだが、トルネードパイル工法はATTコラムの小規模建築用のものと思えばよい。
この工法は使えそうである。ATTコラムは2度採用したことがあるが、小規模建築に使うローコストの摩擦杭を探していた。
今後はパイルドラフトに向うのではないかと考えているが、小規模建築で使うRES-P工法もパイルドラフトである。小径の杭の群杭が効果的で、松杭をたくさん打つという方法は昔の定番であった。
https://www.ipros.jp/cg1/%E5%B7%A5%E6%B3%95/%E9%8B%BC%E7%AE%A1%E6%9D%AD/
posted by TASS設計室 at 07:58| 構造設計