鉄骨造に限らないが、特に鉄骨造の実施設計はディテールが分かる人が行うに限る。
そうではいと、あれが分からない、これが分からない、ということになり、始末に困る。
設計者は現場監督ができるくらいの知識が必要である。現場を見ている人は、実感として理解しているので強い。ディテールが描けない人は、アドリブが苦手な人に多い。自分が施工しているつもりで図面を描くとよい。手や工具が入るか、どのように取り付けるか、ボルト1本、溶接を意識する。
構造設計者のほうが施工現場に詳しい人が多い。それはディテールと力学と計算が総合的に身に付いているからだろう。
2023年03月07日
鉄骨造の設計はディテールが分かる人
posted by TASS設計室 at 17:03| 鉄骨造
サブコンに要領よく指示する
杭をはじめ、ALC、鋼製建具、鉄骨、金属工事など、設計はサブコンの設計に協力してもらうが、要領よく指示できないと互いに時間がかかる。相手の守備範囲を理解して指示を出す。チェック1つで、仕事の進み具合が違う。その段階になると、施工を理解していないと話しが進まない。
構造と施工とディテールである。
構造と施工とディテールである。
posted by TASS設計室 at 11:43| 建築士