2x4工法の場合、そもそも「なんちゃって保有水平耐力計算」だから、許容応力度計算で保有水平耐力計算と等価な計算を行う規準をつくれば、敷居が低くなるのではないだろうか。
反曲点高比を1.0とし、構造特性係数に倣い、標準せん断力係数を割り増すと、一次設計だけでも、保有水平耐力計算と同じ結果になる。耐力壁と基礎梁の耐力比で、基礎梁が勝つことを条件にすればよいのではないか。何せ木造の設計者は基礎をケチりたがるので、何らかの歯止めが必要である。
これは冷間成形角形鋼管の柱梁耐力比のような考え方である。
RC造は高さ20mまでルート1の計算を行うことができる。
だから木造の設計者は、非木造の普通の構造設計者との意見交換が有効であることを理解されたい。
木造3割、非木造7割なら、木造の比率が高い構造設計者である。
2023年02月21日
保有水平耐力計算と等価な計算
posted by TASS設計室 at 14:09| 2x4工法
建築施工管理技士
現場監督が持つべき資格として建築施工管理技士という資格がある。ところが、特に鉄筋工事の管理ができる現場監督は少なく、配筋を見ても分からない人が多数いる。建築施工管理技士に構造管理の資格を上乗せする必要がある。現場の鉄筋工の職長が持つ、鉄筋技能士の資格のほうが頼りになる。
鉄筋を理解するには、計算することは切っても切れない関係にある。何と言っても構造力学とRC規準でしょう。
施工管理で重要なところは、躯体工事、仮設工事、防水工事である。
僕が一級建築施工管理技士の試験を受けた時は、防水に関して記述する問題が出た。第1回目の試験で、新発売の資格が出来たから取りに行こう、というノリで現場の所長や副所長と一緒に受けに行った。
鉄筋を理解するには、計算することは切っても切れない関係にある。何と言っても構造力学とRC規準でしょう。
施工管理で重要なところは、躯体工事、仮設工事、防水工事である。
僕が一級建築施工管理技士の試験を受けた時は、防水に関して記述する問題が出た。第1回目の試験で、新発売の資格が出来たから取りに行こう、というノリで現場の所長や副所長と一緒に受けに行った。
posted by TASS設計室 at 07:41| 建築士