都市部の5階建ての需要が出るので、建築計画を行う意匠設計者は鉄骨造の設計が出来るようにする。ALCのディテールを理解し、エレベーターシャフト、鉄骨階段の詳細設計が出来れば設計できる。杭はスクリューパイルを使うことになるので、杭に関する知識が必要になる。狭小地の場合は、杭打ち機械の機種で施工可能な杭芯位置が決まるので、計画段階から注意する。
建物を軽量化するには、床をALCにすることもあるが、どうもALCの床は好きになれない。
鉄骨造3階建て、準耐火構造なら、外壁を木造にすることもある。206あるいは45x120程度のスタッドを立てて合板を貼り、サイディングで仕上げる。最初は軽量鉄骨のCチャンネルを使ったが、木造にしたら、内部の仕上げとの相性が良いことが分かった。サッシュの取り付けも、木造の大工さんができる。
施工会社が鉄骨造に慣れていれば難しいものではない。
意匠設計者は、この程度の建物なら、どの部位でもディテールが描けなくてはならない。
Y方向地震時のX方向基礎梁の検討
ベタ基礎で、Y方向地震時のX方向基礎梁の圧縮時の検討を行う。
この計算は一貫計算では行っていないので手計算(エクセル)で行うが、地反力によっては、意外と厳しいところがある。
浮上りが出ていないが、建物の転倒を計算するような建物は杭基礎にしたくなる。
この計算は一貫計算では行っていないので手計算(エクセル)で行うが、地反力によっては、意外と厳しいところがある。
浮上りが出ていないが、建物の転倒を計算するような建物は杭基礎にしたくなる。
posted by TASS設計室 at 12:03| 構造設計