2023年01月13日

軸組工法の耐力壁

とうとう24mmの合板、CN-75 @75 の耐力壁を設計してしまった。
こんなことをやると癖になる。108kNの金物でもコーン破壊は納まる。
12mmの合板で CN-65 @50 の場合、フレーム材の縁あき寸法20mmというのは安心感がある。
壁倍率7を上限とする設計は行わず、取れる耐力は取る方針でいく。
posted by TASS設計室 at 15:25| 木造の構造計算

ワーニングメッセージが不足しているプログラム

構造計算プログラムで、ある開発元のプログラムはメッセージが出るが、別の開発元のプログラムではメッセージが出ないものがある。
1,000ページくらいの出力はよくあることなので、キーワードで検索することができたり、NGのところにページが飛ぶようにしてもらうと有難い。NGをモノクロで出されると、出力を丹念に見なければならない。
カラー出力に対応していないものもあるが、NGのところだけをまとめて出力することができるので助かる。
構造計画は素直なものがよい。力の流れが明快な意匠は整然としている。ひねくった計画が意匠的に優れていると勘違いしている人がいる。最後は躯体コストに跳ね返る。
意匠と構造の両方を設計する時は、設計の初期段階で大雑把に計算して見当をつける。エスキースと構造計算の同時進行である。

posted by TASS設計室 at 15:12| 日記